厳寒の地ならではのアクティビティと旬の味を楽しむ旅。

私たちが「大人の遊び場」に選んだのは、冬の「かなやま湖」でした。

豊かな水をたたえる「かなやま湖」は、金山ダムの建造に伴い造られた人造湖。
夏はカヌーやラベンダー畑、冬はワカサギ釣りやナイトキャンプと、
季節によって全く違う体験ができるのが魅力の一つ。
学生時代からアクティブ派を自負している私たちは、冬の体験を目当てにこの地へ降り立った。

まずはリラックスモードあふれるお洒落なホテルで創作フレンチディナー。

夕方目前に南富良野へ到着した私たちは、
かなやま湖を見下ろすログホテル&コテージ「ラーチ」へ。
その名の通り北海道産カラマツ(ラーチ)材を使用した温もり溢れる癒しの空間。
森に囲まれたロケーションも安らぐ。
夕食は、館内にある地元の人にも評判のレストランで、
フレンチベースの創作ディナーに舌鼓。
優雅な雰囲気の中、食事と会話を楽しんだ。

夕食後にナイトピクニックへGO!初めて尽くしの体験に一同感激!

温度計がマイナス10℃を指す夜、
防寒ウェアに身を包み、いざおでかけ!
スノーシューを履き、ヘッドライトを装着し、
ネイチャーガイドさんと一緒に、
かなやま湖の氷上に張ったテントを目指す。
到着後は、ハンモックに揺られながら星空観測。
今夜は、お天気だから星が近い!綺麗!
正直、洒落にならないほど寒いけれど、なぜか楽しい。
ガイドさんが用意してくれていたカフェロワイヤルで体を温めながら、
厳寒のナイトタイムは大いに賑わった。

昼の「かなやま湖」でも、おおはしゃぎ。厳冬の風物詩、ワカサギ釣りに初挑戦。

翌朝、私たちは再び「かなやま湖」に向かい、ワカサギ釣りに挑戦。
厚さ65cmはあるという湖面に丸く穴があけられ、
餌をつけた釣り糸を湖へ下ろして行く。あとは、ひたすら待つのみ。
5分もすると友人の竿が動きだし、
遂にワカサギが姿を現した!その後も代わる代わるヒット続出!
釣り場所や天候によっては、あまり釣れない日もあるとか。
最後は、釣ったばかりのワカサギをその場で天ぷらにしてもらい、
旬を美味しくいただいた。全員が満面の笑み。
今回の旅を通じて、友情はますます深みを増した気がした。

取材協力
かなやま湖 ログホテル&コテージ「ラーチ」